ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「R層」の意味・わかりやすい解説 R層アールそう 土壌層位の一つ。最下層にある花崗岩,砂岩,また石灰岩のような固結した岩石の層をいう。土壌生成過程においては,この岩石層 (母岩) が風化,粗鬆化し土壌に対して無機素材を提供する (土壌生成の重要因子である) 土壌母材を形成していくが,一般的には残積土以外の場合がほとんどで,上方の土壌との関連のない岩石である。なお,R層はかつてD層といわれていた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報