コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

土壌生成 どじょうせいせいsoil genesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土壌生成
どじょうせいせい
soil genesis

未固結な土壌母材から土壌体,すなわち本当の土壌が発達するための過程および土壌生成因子に特に重点をおいた土壌の起源をいう。土壌生成因子とは土壌の形成に活動的に関係する,相互に関連する自然力で,母岩,気候,生物,地形,および時間に大別される。地表面上の岩石は水と空気の作用で風化を受けて軟質なレゴリスとなり,または植物がこの上に生長し有機物は表面にたまり,または水分がレゴリス中を上下するなどの作用で,水に易溶性の物質はレゴリス中を上下する。多くの物質は流去して地下水中の成分となって流亡してしまうが,ある一部のものは途中にたまる。こうして次第に地表面にほぼ平行な土壌層位が分化しはじめる。初めは簡単な,しかも発達程度が悪くやっと区別ができるぐらいのものから,次第に層位区分が明らかになり,また層位が細分化されるようになったり,また一方風化が深いところまで進んだりする。これらの土壌生成因子の働き方,土壌生成の方向などを一緒にして土壌生成という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

岩石学辞典の解説

土壌生成

土壌の形成のことで,この中には機械的な破壊,有機物の濃集,溶脱作用(eluviation),集積作用(illuviation),(cheluviation),有機的分級などが,酸化作用,還元作用,水和作用などの化学的過程と同じように含まれる[Greenly : 1924, Ollier : 1969].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

土壌生成の関連キーワードラマン(Emil Ramann)ワシリー ドクチャーエフワシーリ ウィリヤムス自発性ボーキサイトエミール ラマンドクチャーエフ非成帯性土壌レシベ化作用黄褐色森林土ソロンチャク非成帯性泥炭ウィリヤムス有機質土壌自然地理学川村 一水火山灰土壌塩類化作用成帯性土壌間帯土壌水田土壌

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android