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残積土 ざんせきどresidual soil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

残積土
ざんせきど
residual soil

岩石が風化して土壌となる場合,ほとんど移動することなくその付近に残存する土壌運積土に対する用語。定積土または原生土ともいう。

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大辞林 第三版の解説

ざんせきど【残積土】

岩石が風化され、もとの岩石の上にそのまま堆積してできた土壌。山頂付近にある土はほとんどこれにあたる。原積土。 ⇔ 運積土

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

残積土
ざんせきど
residual soil

陸上の風化生成物としての土壌を、その母材の成立状態によって区別する場合、母材が河成、海成、風成、氷成などの運搬堆積(たいせき)物でなく、基盤岩石(ただし新生代第三紀以前の堆積岩、および第四紀以降の火山性溶岩を含む)が地表にあって、そのまま土壌の母材となった場合、その土壌を残積土という。すなわち河成、海成、風成、氷成の未固結堆積層(第四紀以降の)を母材とする運積土と区別するための呼称である。新期造山帯に属する日本では、平野が第四紀形成の丘陵、台地、低地で占められるため、残積土の分布は山地に限られる一方、火山灰で覆われる地域には、山地斜面にも風成運積土がみられる。残積土が広く分布する所は大陸の高原や台地にあり、気候帯に対応した成帯性土壌となって分布している。[浅海重夫]

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