20世紀西洋人名事典 「R.ジャコーニ」の解説
R. ジャコーニ
Riccardo Giacconi
1931.1.6.(10.6.説有り) -
米国の宇宙物理学者。
元・ハーバード大学教授。
イタリア出身。
1954年ミラノ大学で博士号取得後’56年アメリカに移住、’60年帰化。’59〜71年科学技術会社の研究員として務め、’71〜81年ハーバード大学教授、その後はスペース・テレスコープ研究所所長となる。’62年ロッシと共にロケットを打ち上げX線星を初めて観測、X線天文学の開拓者となる。’70年X線観測衛星ウルフの打ち上げ、’78年宇宙観測ビッグプロジェクトの指導者として宇宙観測に貢献、また宇宙望遠鏡の考案、開発を推進。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報