R.N.クーデンホフ・カレルギー(その他表記)Richard Nikolaus Coudenhove-Kalergi

20世紀西洋人名事典 の解説

R.N. クーデンホフ・カレルギー
Richard Nikolaus Coudenhove-Kalergi


1894.11.16 - 1972.7.27
ドイツの政治学者。
元・ニューヨーク大学教授。
東京生まれ。
当時の駐日オーストリア代理公使と日本人青山みつの次男として東京に生まれる。ウィーン大学卒業後、1923年に欧州統合の目標を掲げた雑誌「パン・ヨーロッパ」を発刊。’26年欧州連盟を結成し、汎欧州会議を主催する。’38年ナチス・ドイツによるオーストリア併合後、スイスに逃れる。のち米国に亡命し、ニューヨーク大学教授をつとめる。第二次大戦後、帰国し、再び統合運動を推進し、欧州共同体(EC)の基礎を築いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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