TAC法(読み)タックホウ

デジタル大辞泉 「TAC法」の意味・読み・例文・類語

タック‐ほう〔‐ハフ〕【TAC法】

《「海洋生物資源保存及び管理に関する法律」の通称TACはtotal allowable catch(漁獲可能量)の略》クロマグロサンマスケトウダラなど国民生活に重要あるいは資源管理が必要な海洋生物資源について、魚種ごとに漁獲可能量や都道府県別の漁獲枠などを定める法律。平成8年(1996)の国連海洋法条約批准に際し、国内法として同年制定。資源管理法海洋生物資源保存管理法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のTAC法の言及

【漁業制度】より

… 世界各国が200カイリ漁業専管水域を制定してから,水産資源の維持・培養が漁業の中心的課題となった。その後,国連海洋法条約(〈海洋法〉の項参照)が1994年に発効して200カイリ制が世界体制として確立したため,日本は96年同条約の批准に際して国内法として〈海洋生物資源の保存及び管理に関する法律〉(通称TAC法)を制定した。本法にもとづき魚種別の漁獲可能量(TAC)など,国の基本計画が定められることになった。…

※「TAC法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む