デジタル大辞泉 「X連鎖潜性遺伝」の意味・読み・例文・類語 エックスれんさ‐せんせいいでん〔‐センセイヰデン〕【X連鎖潜性遺伝】 性染色体のX染色体にある遺伝子による遺伝で、対立遺伝子の両方に変異がある場合に形質が発現するもの。赤緑色覚異常・血友病・デュシェンヌ型筋ジストロフィーなど。X連鎖性潜性遺伝。X連鎖劣性遺伝。X染色体劣性遺伝。伴性潜性遺伝。伴性劣性遺伝。→X連鎖顕性遺伝[補説]女性はXX、男性はXYの組み合わせで性染色体をもつ。女性の場合、一方のX染色体にのみ原因遺伝子がある場合は保因者となり、両方に原因遺伝子がある場合に発現する。男性の場合、X染色体が一つしかないため、原因遺伝子があれば発現する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例