ドイツ唐檜(読み)ドイツトウヒ

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精選版 日本国語大辞典 「ドイツ唐檜」の意味・読み・例文・類語

ドイツ‐とうひ‥タウひ【ドイツ唐檜】

  1. 〘 名詞 〙 マツ科の常緑高木。ヨーロッパの山地に生え、並木、防風樹、造園樹として広く植えられている。高さ三〇~五〇メートル、七〇メートルに達することがある。樹冠円錐形、葉は線形、長さ一~二・五センチメートル、暗緑色光沢がある。球果円筒形ないし長楕円体で大きい。多くクリスマスツリーに用いられる。ヨーロッパとうひ。おうしゅうとうひ。

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世界大百科事典(旧版)内のドイツ唐檜の言及

【トウヒ(唐檜)】より

…緻密(ちみつ)な材が楽器,家具,建築材として賞用される。ドイツトウヒ,別名オウシュウトウヒP.abies (L.) Karst.(英名common spruce,Norway spruce)(イラスト)はヨーロッパの代表的な林業樹種で,北部から中央部まで広く分布する。下枝が下垂し枯れ落ちないので広く防風・防雪林としても植えられる。…

※「ドイツ唐檜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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