ビーダル(その他表記)Bīdar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビーダル」の意味・わかりやすい解説

ビーダル
Bīdar

インド南西部,カルナータカ州北東部にある古都。ビーダル県の行政庁所在地。ハイデラバード北西約 110kmに位置。ヒンドゥー王朝時代から地方の主要都市で,城塞が建てられていたが,1430年アフマド・シャーによりバフマニー朝の首都,同王朝の分裂 (1492頃) 後は,バリード・シャーヒ朝の首都となった。 17世紀からはアーディル・シャーヒ朝,ムガル帝国ハイデラバード王国の支配下となり,独立後,カンナダ語使用地域として当時のマイソール州に帰属。手工芸が盛んで,独特の紋様を施した金属製の銃,盆,灰皿などが特に知られる。はなやかなペルシアタイルで飾られたランギンマハルなど,多くのイスラム建築物が残り,ジャーシーマスジッド=モスク,ソーラクーンバ=モスクは,バフマニー様式の代表といわれる。人口 10万 7542 (1991) 。

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