下水板(読み)げすいいた

精選版 日本国語大辞典 「下水板」の意味・読み・例文・類語

げすい‐いた【下水板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すずり箱の底にしく板。〔書言字考節用集(1717)〕
  3. 五右衛門風呂の底に入れるまるい板。げすいた。
    1. [初出の実例]「五衛門風呂は正円也、是にはげすい板を入る」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)二二)
  4. 道路側溝をおおう板。どぶ板。
    1. [初出の実例]「空地の隅の狭い下水板とつみあげられた空箱のあいだへ」(出典:見るまえに跳べ(1958)〈大江健三郎〉)

げす‐いた【下水板】

  1. 〘 名詞 〙げすいいた(下水板)
    1. [初出の実例]「やけつきたる土のあるにもたせて下(ゲ)す板をおく」(出典滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む