精選版 日本国語大辞典 「空箱」の意味・読み・例文・類語 から‐ばこ【空箱】 〘 名詞 〙 中に何もはいってない箱。あきばこ。[初出の実例]「洋燧(マッチ)の空箱(カラバコ)、ひとふたみ、やう枝(じ)と共に散じ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三) あき‐ばこ【空箱】 〘 名詞 〙 中に物のはいっていない箱。からばこ。[初出の実例]「内蔵へ入て見わたせば、銀も小判もなかりけり。浦の苫やの明箱(アキバコ)斗(ばかり)二三百」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)京) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例