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五右衛門風呂 ゴエモンブロ

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デジタル大辞泉の解説

ごえもん‐ぶろ〔ゴヱモン‐〕【五衛門風呂】

石川五右衛門が、釜ゆでの刑に処せられたという俗説から》かまどの上に鉄釜を据え、下から火をたいて直接に沸かす風呂。全体を鋳鉄でつくったものと、湯桶(ゆおけ)の下に鉄釜を取りつけたものとがあり、入浴のときは、浮いている底板を踏み沈めて入る。かまぶろ。

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百科事典マイペディアの解説

五右衛門風呂【ごえもんぶろ】

鉄の釜(かま)の下から直接薪(まき)等をくべて沸かし,底板(本ぶた兼用)をふみ沈めて入る風呂。名称は石川五右衛門が釜ゆでの刑にされたという俗説による。関西地方でよく用いられた。
→関連項目長州風呂風呂

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大辞林 第三版の解説

ごえもんぶろ【五右衛門風呂】

〔釜ゆでの刑に処せられたという石川五右衛門の名にちなむ〕
かまどを築き、鉄の釜をのせ、木の桶をすえた風呂。桶の底は浮かせて蓋とし、人が入るときには踏み沈めて底とする。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

五右衛門風呂
ごえもんぶろ

(すえ)風呂の一種。竈(かまど)を築いて釜(かま)をのせ、その上に桶(おけ)を取り付けて下からたいて沸かす。底板を利用して浮蓋(うきぶた)とし、その板を踏み沈めて入浴する。『東海道中膝栗毛(ひざくりげ)』(初編)に、この風呂が関西に流行(はや)ったこと、燃料が少なくてすみ経済的であることが記されている。厳密には桶の底である釜だけが鉄製の五右衛門風呂と、全体が鉄製の長州風呂とは違うが、よくこれを混同される。豊臣(とよとみ)秀吉が石川五右衛門を釜茹(かまゆで)にしたという俗説からこの名が生じた。[片岸博子]

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世界大百科事典内の五右衛門風呂の言及

【風呂】より

…その形式は江戸では,桶の下部に鉄や銅で作った筒形の焚き口と通風孔を設け,煙突を上部に出して装置し,木炭か薪を燃やして湯を沸かす〈鉄砲風呂〉と呼ばれるものが多く,後には熱効率を良くした〈子持風呂〉も考案された。関西では〈五右衛門風呂〉(名称は石川五右衛門の釜煎りの刑にちなむという)と呼ばれた〈釜風呂〉が多かった。これは土竈の上部に平らな鉄釜をとりつけ,この上に円筒形で底のない桶をのせ,釜とのつなぎ目を漆喰(しつくい)で塗り固めたものである。…

※「五右衛門風呂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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