人工酵素(読み)じんこうこうそ(その他表記)synzyme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人工酵素」の意味・わかりやすい解説

人工酵素
じんこうこうそ
synzyme

酵素の持つ基質選択性,反応特異性,高効率性など優れた機能をモデルとして,分子設計し,合成される触媒。天然の酵素よりも優れた安定性・経済性などの実現が期待されている。サイクロデキストリンやクラウンエーテルなどの包接化合物を基質取り込み部位に利用したもの,イミダゾール基を高分子に導入して触媒機能を持たせたものなどが知られている。酵素の代替となるまでには数多くの問題を克服する必要がある。バイオミメティックケミストリーの重要な研究課題である。

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