休止芽(読み)きゅうしが(その他表記)statoblast

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「休止芽」の意味・わかりやすい解説

休止芽
きゅうしが
statoblast

休芽,越年芽ともいう。淡水産の小動物コケムシ類が生活環なか無性生殖のために形成する特殊な構造直径 1mm以下で,硬いキチン質の膜によって凍結乾燥に耐える。芽球耐久卵などと同じく休眠のための構造といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む