内生変数(読み)ないせいへんすう(その他表記)endogenous variable

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内生変数」の意味・わかりやすい解説

内生変数
ないせいへんすう
endogenous variable

経済模型などを表わす同時方程式体系において,その体系の内部で値が決る変数を内生変数,体系外で値が決められる変数を外生変数 exogenous variableと呼ぶ。たとえば最も単純な形のケインズ模型は,C を消費支出,I を投資支出,Y を国民所得,α,βを一定値とすると,

C=α+βY, Y=C+I

という2つの式で表わされる。この場合の投資支出 I は政府の財政投資などを含み,体系の外側で決るものとみなされているので外生変数であり,消費支出 C と国民所得 Y は2つの方程式の解としてその値が ( I の関数として) 決る内生変数である。一般に内生変数の個数は体系に含まれる式 (構造方程式) の個数に等しい。

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