創作劇(読み)そうさくげき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「創作劇」の意味・わかりやすい解説

創作劇
そうさくげき

日本近代劇の用語作者創意によって日本語で新たに書かれた戯曲。一般的にはすべての戯曲は創作劇であるが,特に新劇では,明治以後ヨーロッパ演劇の影響を強く受けて成長したため,翻訳戯曲,翻案戯曲の占める比重が大であった。それらに対して,日本人の作者により日本語で新たに書かれた戯曲を特に区別して創作劇と呼んだ。

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世界大百科事典(旧版)内の創作劇の言及

【翻訳劇】より

…明治40年代から大正期にかけての翻訳劇は,シェークスピア劇を別格とし,北欧,ドイツ,ロシアの近代劇が主流を占めていた。またこのような翻訳劇優先の態度は,日本の近代戯曲を〈創作劇〉と呼ぶ奇妙な習慣もつくりだした。 1960年代以降は,日本の生活習慣もすっかり欧米化し,国際交流も盛んとなり,また何よりも演劇におけるさまざまな革新の動きを背景にして自然主義的写実劇様式が衰えるにつれ,直訳的翻訳よりも原作との対応を重視する脚色的翻訳の上演法が主流を占めるにいたった。…

※「創作劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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