勧懲(読み)カンチョウ

精選版 日本国語大辞典 「勧懲」の意味・読み・例文・類語

かん‐ちょうクヮン‥【勧懲】

  1. 〘 名詞 〙かんぜんちょうあく(勧善懲悪)」の略。
    1. [初出の実例]「童歌五闋〈略〉是亦勧懲(クヮンテウ)之一端也」(出典洒落本・史林残花(1730)律暦志)
    2. 「かならず花さく春もやあらん、是等をもって勧懲(クヮンチャウ)の、助となさんは奈何と」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「勧懲」の読み・字形・画数・意味

【勧懲】かん(くわん)ちよう

勧善懲悪。〔左伝、成十四年〕春秋にして顯、~惡をらしめ善をむるは、人に非ざれば誰か能く之れを脩めん。

字通「勧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む