双極分子流(読み)ソウキョクブンシリュウ

デジタル大辞泉 「双極分子流」の意味・読み・例文・類語

そうきょく‐ぶんしりゅう〔サウキヨクブンシリウ〕【双極分子流】

星形成領域に見られる分子流ガスや塵が原始星に集まって円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始星の回転軸の両極方向)に細く絞られた原始星ジェットを形成し、原始星から離れるに従い、周囲物質を引きずって低温・高密度な分子流となる。速度は毎秒10キロメートル程度で、激しい質量放出を伴う。この二次的に形成された双極分子流を原始星ジェットと呼ぶこともある。分子双極流双極ガス流バイポーラーフローバイポーラーアウトフロー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む