層間化合物(読み)ソウカンカゴウブツ

化学辞典 第2版 「層間化合物」の解説

層間化合物
ソウカンカゴウブツ
intercalation compound

グラファイト粘土などは,共有結合による網目状構造が二次元に広がり,これらが弱い結合により層状に重なっている.このような層状化合物は層構造を壊すことなく,層間にほかの化学種(原子イオン分子)を保持することができる.層のなかにほかの化学種が入ったものを層間化合物といい,層状化合物をホスト,層間に取り込まれた原子や分子をゲストという.層間化合物は,一般に化学量論を満足しない.黒鉛アルカリ金属を作用させてできる層間化合物が有名であり,アルカリ金属原子は陽イオンとして層間に取り込まれている.電気特性などさまざまな物性について,また分子収蔵物質として興味ある対象となっている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む