強がる(読み)ツヨガル

デジタル大辞泉 「強がる」の意味・読み・例文・類語

つよ‐が・る【強がる】

[動ラ五(四)]《「がる」は接尾語》ことさらに強いように見せる。強いふりをする。「大丈夫だと言って―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「強がる」の意味・読み・例文・類語

つよ‐が・る【強がる】

〘自ラ五(四)〙 (形容詞「つよい」の語幹に接尾語「がる」のついた語)
気持を強くもつ。
源氏(1001‐14頃)夕顔「さこそつよがり給へど、〈略〉いふかひなくなりぬるを見給ふに」
② 強いように見せる。強いふりをする。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四上「女へ見栄(みえ)に強がりたる口故」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android