微塵粉(読み)みじんこ

精選版 日本国語大辞典 「微塵粉」の意味・読み・例文・類語

みじん‐こ ミヂン‥【微塵粉】

〘名〙 糯米(もちごめ)を蒸してほし、ひいて粉にしたもの。落雁(らくがん)などの材料とする。
※料理早指南(1801‐04)二「精進こしらへやう〈略〉かるかんむし 中みぢん粉に白ざとうとしほかげんして、あくを入てこね」

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デジタル大辞泉 「微塵粉」の意味・読み・例文・類語

みじん‐こ〔ミヂン‐〕【×塵粉】

糯米もちごめを蒸して乾燥させ、ひいて粉にしたもの。落雁らくがんなどの菓子の材料。

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百科事典マイペディア 「微塵粉」の意味・わかりやすい解説

微塵粉【みじんこ】

精白したもち米を蒸し,ローラーでせんべい状に伸ばし乾燥,これを微細な粉にしたもの。微塵粉よりあらい粉を道明寺粉という。おもに菓子原料とし,落雁(らくがん),打物菓子に用いられる。

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