心臓部(読み)シンゾウブ

精選版 日本国語大辞典 「心臓部」の意味・読み・例文・類語

しんぞう‐ぶシンザウ‥【心臓部】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心臓のある部位。
    1. [初出の実例]「医者は斯う云ったが又一筒の注射を心臓部(シンザウブ)に試みた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉雨の降る日)
  3. 物事中心部。物事の一番大切な部分。
    1. [初出の実例]「この一大屯所を坑内の心臓部として」(出典:社会百方面(1897)〈松原岩五郎〉足尾銅山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む