sexual selection
C.ダーウィン(1871)による学説で,生存に有利に働く自然選択とは別に,雌雄の間の差異(性的二型)が繁殖の成功による選択の結果だとし,これを性選択とした。雌雄淘汰とも。雄シカの大きな角やゴクラクチョウの飾り羽などは生存には不利だが,雌の好みによって選択された結果であるとする。このような過剰な形質がなぜ雌によって選択されるかについては,大きく二つの意見に分かれ,雌の好みとして偶然に起原したもので日常の生存には利点がないか不利とみるものと,派手な性質をもつことが雄の健康で生存力の高い遺伝子と関連しているとみるものである。A.R.Wallaceは後者の意見であった。今日では前者のダーウィンの説が再評価される傾向にある。
執筆者:小寺 春人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...