愛着行動(読み)あいちゃくこうどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛着行動」の意味・わかりやすい解説

愛着行動
あいちゃくこうどう

幼弱な子供が親の保護を確保するために,自分から親につき従い,親の姿を見失わないように反応する行動。かなり早期から発達し,離巣性の鳥の孵化したての雛にみられる刷り込みと追従反応はこの代表的なもので,出生直後に眼に入った対象が刷り込まれ,以後もっぱらそのあとを追うようになる。大型の哺乳類の子供にも似た現象がみられる。ヒトの赤ん坊は二次的就巣性といわれ,生まれてしばらくの間は運動性が未熟で自分の力で移動することができない。そのために親を自分にひきつけるメカニズムとして微笑反応が発達してくる。その他,泣き出す,眼で追う,あと追いなどが続いて現れ,人見知りも一連の愛着行動の現れである。

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