時を待つ(読み)トキヲマツ

デジタル大辞泉 「時を待つ」の意味・読み・例文・類語

時ときを待ま・つ

1 時機を待つ。好機が来るのを待つ。「―・って旗上げする」
2 死期を待つ。
「あさましう沈ませ給ひて、ただ―・つばかりの御有様なり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉

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精選版 日本国語大辞典 「時を待つ」の意味・読み・例文・類語

とき【時】 を 待(ま)つ

  1. ① 時節を待つ。時機の来るのを待つ。また、好機の訪れるのを期して待つ。
    1. [初出の実例]「天の河八十瀬霧らへり彦星の時待(ときまつ)船は今し滂ぐらし」(出典:万葉集(8C後)一〇・二〇五三)
  2. ② 最期を待つ。死期の来るのを待つ。
    1. [初出の実例]「ただ時をまつばかりの御有様なり、〈略〉かひなくて、妊ませ給て八月といふにうせ給ひぬ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)花山たづぬる中納言)

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