末端衝撃波面(読み)マッタンショウゲキハメン

デジタル大辞泉 「末端衝撃波面」の意味・読み・例文・類語

まったん‐しょうげきはめん【末端衝撃波面】

太陽から噴き出す超音速太陽風が、星間物質とその磁場圧力によって押し返され、亜音速となる衝撃波面。太陽風の影響が及ぶヘリオポーズという境界面の内側に存在し、太陽のある側からこの波面を超えると太陽風は著しく減速する。米国の惑星探査機ボイジャー1号、2号がそれぞれ、2004年と2007年に太陽から176億キロメートル、143億キロメートルの地点で末端衝撃波面を通過したことがわかっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む