来し方行く末(読み)コシカタユクスエ

デジタル大辞泉 「来し方行く末」の意味・読み・例文・類語

こしかた‐ゆくすえ〔‐ゆくすゑ〕【来し方行く末】

[連語]
過去未来
「眠られぬ儘に―を思いめぐらせば回らすほど」〈二葉亭浮雲
通り過ぎてきた方向と、これから行く方向。
「はるばる一通りは―野原なり」〈とはずがたり・四〉

きしかた‐ゆくすえ〔‐ゆくすゑ〕【来し方行く末】

[連語]
過去と未来。来し方行く先。「来し方行く末を思う」
過ぎてきた方向・場所と、これから行く方向・場所。来し方行く先。
「―も知らず、海にまぎれむとしき」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 連語

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む