デジタル大辞泉 「欲る」の意味・読み・例文・類語 ほ・る【▽欲る】 [動ラ四]願い望む。ほしがる。欲する。「夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ我あが来る妹が目を―・り」〈万・三五八九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「欲る」の意味・読み・例文・類語 ほ・る【欲】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 願い望む。ほしがる。欲する。[初出の実例]「あが裒屡(ホル)玉の あはび白珠」(出典:日本書紀(720)武烈即位前・歌謡)欲るの語誌形容詞「ほし(欲)」と同一語根。挙例の「書紀」は連体形であるが、「万葉集」では用例が連用形に限られ、状態性の名詞になったと考えられる。以後、動詞となるときは、下にサ変動詞を伴って「ほりす」の形をとるようになる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例