清浄心(読み)ショウジョウシン

デジタル大辞泉 「清浄心」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐しん〔シヤウジヤウ‐〕【清浄心】

妄念を払い去った清らかな心。

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精選版 日本国語大辞典 「清浄心」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐しんシャウジャウ‥【清浄心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 妄念を去った清らかな心。けがれのない清く澄んだ心。
    1. [初出の実例]「その如く人の身も清浄心の頭を深く天照らす」(出典:大観本謡曲・内外詣(室町末))
  3. 仏語煩悩悪行を脱した清い心。また、仏を固く信じて疑わない心。
    1. [初出の実例]「清浄心はことはれるものなり」(出典:無難禅師仮名法語(1670‐76頃)上)
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐真実義功徳章〕

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