潰瘍癌(読み)かいようがん(その他表記)ulcerous cancer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「潰瘍癌」の意味・わかりやすい解説

潰瘍癌
かいようがん
ulcerous cancer

胃癌を肉眼的に分類すると,(1) ポリープ状隆起癌,(2) 潰瘍形成癌,(3) 浸潤を伴う潰瘍形成癌,(4) 浸潤型癌に分けられる。このうち (2) ,(3) を潰瘍癌というが,良性の胃潰瘍が癌化したものを潰瘍癌と呼ぶこともある。胃潰瘍は再発しやすく,胃粘膜に生じた欠損を補うために上皮細胞の増殖が繰返されるうち,異常増殖が起って癌になると考えられるが,胃潰瘍から癌になる率は統計によりまちまちで,数値にかなりの開きがある。

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