直喩法(読み)ちょくゆほう

精選版 日本国語大辞典 「直喩法」の意味・読み・例文・類語

ちょくゆ‐ほう‥ハフ【直喩法】

  1. 〘 名詞 〙 修辞法のうち転義の一つ。「たとえば」「ような」「あたかも」「ごとし」「に似たり」などの語を添えて直接に二つ事物を比較してたとえるもの。「りんごのようなほっぺ」「広きこと海のごとし」の類。直喩。明喩。⇔隠喩法
    1. [初出の実例]「直喩法とは顕はに二つの事物を比較するもの、即ち喩ふるものと喩へらるるものとを別けて掲ぐる詞姿を云ふ」(出典:新文章講話(1909)〈五十嵐力〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む