精選版 日本国語大辞典 「隠喩法」の意味・読み・例文・類語 いんゆ‐ほう‥ハフ【隠喩法】 〘 名詞 〙 修辞法の一つ。たとえを引いて表現するのに、「のごとし」「のようだ」などの語句を用いない方法。文勢をひきしめ、印象を強める効果を持つ。「海山の恩」「人生は旅だ」「名を流す(名声、評判の伝わるさまが水の流れるようだの意)」などの類。暗喩。メタファー。⇔直喩法。[初出の実例]「隠喩法とは直喩に反して比喩の比喩たる処を埋没したるものなり」(出典:新美辞学(1902)〈島村抱月〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例