石灰の壇(読み)イシバイノダン

デジタル大辞泉 「石灰の壇」の意味・読み・例文・類語

いしばい‐の‐だん〔いしばひ‐〕【石灰の壇】

清涼殿東庇ひがしびさし南端にあり、土を盛り上げ、石灰で塗り固めて板敷きと同じ高さにしてあった壇。天皇毎朝伊勢神宮内侍所ないしどころを拝した所。石灰の

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石灰の壇」の意味・読み・例文・類語

いしばい【石灰】 の 壇(だん)

  1. 清涼殿東廂(ひがしびさし)の南隅にあって、板敷きと同じ高さに土を盛り上げ石灰で塗りかためた壇。天皇が、伊勢大神宮内侍所を拝するなど、特定神事を行なった所。いしばい(石灰)の間(ま)。〔侍中群要(1071か)〕

せっかい【石灰】 の 壇(だん)

  1. いしばい(石灰)の壇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android