糠油(読み)ヌカアブラ

デジタル大辞泉 「糠油」の意味・読み・例文・類語

ぬか‐あぶら【×糠油】

糠からとった油。食用にするほか石鹸せっけん原料などに用いる。こめあぶら。

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精選版 日本国語大辞典 「糠油」の意味・読み・例文・類語

ぬか‐あぶら【糠油】

  1. 〘 名詞 〙 糠から圧搾法または浸出法によってとった油。食用、石鹸(せっけん)製造などに用いる。
    1. [初出の実例]「妾(てかけ)なぶりて顔を絵に書 燃口の煙りにからき糠油」(出典:俳諧・ゆめのあと(1797))

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改訂新版 世界大百科事典 「糠油」の意味・わかりやすい解説

糠油 (ぬかあぶら)

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世界大百科事典(旧版)内の糠油の言及

【米ぬか油(米糠油)】より

…玄米をついて精白するとき得られる米ぬか(〈こぬか〉または単に〈ぬか〉ともいう)から圧搾抽出法によって採油し,精製した油。ぬか油ともいう。米ぬかは果皮,種皮,糊粉層を含み,ふつう玄米の6~7%であるが,米をつく程度により収量および含油量などが増減する。…

※「糠油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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