線維芽細胞(読み)せんいがさいぼう(その他表記)fibroblast

翻訳|fibroblast

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「線維芽細胞」の意味・わかりやすい解説

線維芽細胞
せんいがさいぼう
fibroblast

線維細胞とも呼ばれる。結合組織を構成する最も主要な細胞で,線維成分である膠原線維や弾力線維を産生する。芽細胞と呼ばれているが,未熟という意味ではなく,分化成熟した細胞をいう。一般に紡錘形で長い細胞突起をもち,細胞外に膠原線維を析出する。炎症損傷によって組織欠損が生じると,この線維芽細胞が増生して,欠損部を修復する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む