耐熱塗料(読み)タイネツトリョウ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐熱塗料」の意味・わかりやすい解説

耐熱塗料
たいねつとりょう

100℃以上の高温になる物体に塗布し,耐食や美観保持の役割を果す塗料。一般に油性ワニス,瀝青質ワニス系 (ギルナイト,アスファルトピッチ) の顔料 (アルミニウム粉,亜鉛粉など) を含む塗料で,塗膜の電気絶縁性や機械的性能などが長時間の高温下にさらされても低下劣化しない特性をもつ。耐熱温度は一般に 300~500℃,特にシリコンレジンを用いたものは 700℃以上の耐熱性があるといわれる。ケイ素樹脂塗料,チタン酸エステル塗料などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む