硼砂(読み)ホウシャ

デジタル大辞泉 「硼砂」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しゃ〔ハウ‐〕【×硼砂】

硼酸ナトリウム塩。塩湖の蒸発残留物中に産する。白色の柱状結晶で、単斜晶系。強熱すると溶融して、ガラス状になる。ガラス原料うわぐすりろう付け助剤などに用いる。化学式Na2B4O7・10H2O

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精選版 日本国語大辞典 「硼砂」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しゃハウ‥【硼砂】

  1. 〘 名詞 〙 硼酸塩(えん)一つ。化学式 Na2B4O7・10H2O 単斜晶系に属する白色柱状の結晶。水に溶け、水溶液アルカリ性を示す。ガラスの原料、釉(うわぐすり)・ろうづけ助剤・洗剤などとして用いる。南蛮砂。〔書言字考節用集(1717)〕

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