菊姫(読み)きくひめ

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「菊姫」の解説

きくひめ【菊姫】

石川日本酒。酒名は、白山信仰の中心・白山比咩(しらやまひめ)神社の御祭神「菊理媛(くくりひめ)」にちなむ。吟醸酒を10年以上熟成させた「菊理媛」、山田錦を100%使用した普通酒「淳」をはじめ、大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、普通酒をそろえる。全国新酒鑑評会で通算金賞23回・銀賞8回の受賞歴を誇るが、主催が国税庁から独立行政法人・酒類総合研究所に替わった平成13年以降は出品していない。原料米は山田錦、五百万石を完全自家精米。仕込み水は白山・手取川水系の自家井戸。蔵元の「菊姫」は天正年間(1573~1592)に、「小柳屋(おやなぎや)」として創業。所在地は白山市鶴来新町タ。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「菊姫」の解説

菊姫

石川県、菊姫合資会社の製造する日本酒。吟醸酒「菊理姫」、純米酒「鶴乃里」などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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