菱縫の板(読み)ヒシヌイノイタ

デジタル大辞泉 「菱縫の板」の意味・読み・例文・類語

ひしぬい‐の‐いた〔ひしぬひ‐〕【×菱縫の板】

かぶとしころよろいの袖・草摺くさずりなどの最も下の板。ひしいた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菱縫の板」の意味・読み・例文・類語

ひしぬい【菱縫】 の 板(いた)

甲冑菱縫を施した裾の板の部分菱板。ひしぬい。
太平記(14C後)二「袖の冠板より菱縫の板まで、片筋かいに懸ず切て落す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android