「豊作飢饉」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかし,1931,32年と凶作がつづき,当時の農家の経済的2大支柱であった米,繭の価格が大暴落していたので,米を金にするために売り急ぎ,米価はいっそう暴落した。農家,とくに小作農,ついで自作農は貧乏のどん底に陥り,食べるにもこと欠き,豊作貧乏,豊作飢饉という新用語が盛んに用いられた。最近でも,果実,野菜が豊作で,価格が暴落し,輸送資材費なども支払えない例がある。…
※「豊作貧乏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...