赤石(読み)あかいし

日本歴史地名大系 「赤石」の解説

赤石
あかいし

[現在地名]東部町大字和

宝永三年(一七〇六)中曾根村・栗林村差出帳(上田藩村明細帳)には「中曾根村大塚・赤石」とみえ、元和八年(一六二二)の上田領石高帳(重田家文書)や、天保五年(一八三四)の天保郷帳には「大川・赤石」と記されている。この赤石集落は今はないが、中曾根村と本海野もとうんの村との境で、丸山古墳より東へおよそ二、三町の地籍を現在小字「赤石」とよんでいるから、この付近にあったと推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の赤石の言及

【増穂[町]】より

…工業は養蚕を背景とした伝統的な製糸業をはじめ,メリヤス製造,食品加工などのほか,近年電気・電子機器産業も進出している。櫛形山一帯は南アルプス巨摩県立自然公園に指定され,赤石温泉(酸性鉄泉,13℃)がある。【萩原 毅】。…

※「赤石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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