超音波内視鏡(読み)チョウオンパナイシキョウ(その他表記)ultrasonic endoscope

デジタル大辞泉 「超音波内視鏡」の意味・読み・例文・類語

ちょうおんぱ‐ないしきょう〔テウオンパナイシキヤウ〕【超音波内視鏡】

先端部に超音波診断装置を備えた内視鏡。胃や腸などの消化管内部から高分解能の超音波診断が可能であり、従来の内視鏡では不可能な組織内部の観察ができる。EUS(endoscopic ultrasound)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「超音波内視鏡」の意味・わかりやすい解説

超音波内視鏡
ちょうおんぱないしきょう
ultrasonic endoscope

内視鏡に超音波振動子をつけたもの。超音波による検査は広い領域で利用されているが,体の深部臓器は時として観察がしにくいことがあるため,超音波内視鏡が開発された。特に腹部臓器へのアプローチがよくなり,膵臓胆嚢 (たんのう) ,心臓などの画像が鮮明になったため,癌診断にも効果を上げている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む