お半・長右衛門(読み)おはん・ちょうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「お半・長右衛門」の解説

お半・長右衛門 おはん・ちょうえもん

歌舞伎,浄瑠璃(じょうるり)の登場人物
14歳信濃屋の娘お半と,38歳の帯屋長右衛門はふとしたことから関係もち,ついには心中する。宝暦11年(1761)ふたり大坂にむかう途中桂川で殺された事件もとにしている。安永5年(1776)には菅(すが)専助作の浄瑠璃「桂川連理柵(れんりのしがらみ)」が上演された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例