ねい(読み)ネイ

デジタル大辞泉 「ねい」の意味・読み・例文・類語

ねい

[感]呼ばれて答えるとき、また同意を表すときに発する語。はい。あい。へい江戸時代武家やっこ下男などが主人に対して用いた。
「『伝助わごりょも、ひとつ飲みやれ』『―』」〈滑・膝栗毛・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ねい」の意味・読み・例文・類語

ねい

感動〙 人に呼ばれたときなど、応答するのに用いる語。「はい」に相当する俗語的表現。〔物類称呼(1775)〕
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)二「『コリャ伝助わごりょも、ひとつのみやれ』『ネイ』」

ねい

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