トナー(読み)トナー(英語表記)toner

翻訳|toner

デジタル大辞泉 「トナー」の意味・読み・例文・類語

トナー(toner)

コピー機プリンターなどの静電複写印刷で、紙に転写される顔料の粉。カーボンブラック着色したフェノール樹脂微粉に、鉄粉をまぜて帯電可能にしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「トナー」の意味・読み・例文・類語

トナー

〘名〙 (toner) 静電複写印刷に用いられる粉末。フェノール樹脂をカーボンブラックで着色して微粉とし、これに鉄粉を混合して帯電可能としたもの。

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IT用語がわかる辞典 「トナー」の解説

トナー【toner】

レーザープリンターやコピー機で使われる着色のための粉。帯電性を持つ微粒子と顔料を混ぜたもの。カラー印刷の場合、青緑赤紫・黄・黒(CMYK)の4色を用いる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「トナー」の解説

トナー

トナーカートリッジ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のトナーの言及

【現像】より

…この発色剤が感光紙に含まれている場合にはアンモニアガスで現像する。複写に使う電子写真では光伝導性材料の表面に静電荷の潜像を作り,この電荷のある部分に粉末の現像剤のトナーを散布して付着させて画像を作る。トナーは有機溶剤に混合して使用する場合もあり,この現像法を液体現像法という。…

【電子写真】より

… 静電潜像は着色微粉末によって現像されるが,現像方法には,2成分現像方式,1成分現像方式,液体現像方式(絶縁性液体中に超微粉末を分散させたもの)などがある。2成分現像方式では,着色微粉末(トナーtoner。着色剤としておもにカーボンブラックが添加された直径8~15μmの樹脂粉末)と,これに摩擦帯電により所望の静電荷を与えるキャリアcarrier(表面を樹脂などで被覆された直径20~500μmの金属球または磁性体球)を混合した現像剤が静電潜像に接触し,トナーのみが付着する(カスケード現像法,磁気ブラシ現像法などがある)。…

※「トナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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