フェスティンガーの認知的不協和理論

人材マネジメント用語集 の解説

フェスティンガーの認知的不協和理論

・米心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された考え方。
認知的不協和が起きると不協和を低減する行動が起きるということ。
・矛盾した2つの認知がある場合、その不協和を解消するために、比較的変えやすいほうの認知を変えて、協和している状態にしようとすること。
・たとえば、自分のセンスで購入した商品について、友人が高く評価してた場合は、認知的協和の状態で問題がない。ただ、TVで批判されていた場合に、当該 TVでの評価との食い違いが発生する(認知的不協和)。このとき、比較的変えやすいどちらかの認知を変えて、協和させるよう働く。購入済みの自己の判断基準を変えることは難しいため、当該TV番組がいい加減なものだといったTV番組自体を否定、あるいはTVの指摘したような面はあるが、異なった面がよいといった別のよい面を探し協和させる。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android