ランプサコス(英語表記)Lampsakos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランプサコス」の意味・わかりやすい解説

ランプサコス
Lampsakos

小アジアヘレスポントス (現チャナッカレ ) 海峡沿岸にあった古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。良港に恵まれ,富裕で,デロス同盟一員として多額の貢納金を納めていた。アテネ衰退とともにアケメネス朝ペルシア支配下に入ったが,前4世紀には自治を行い,その繁栄はローマ帝政期にいたるまで続いた。ワイン産地としても名高かった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android