ルビジウム・ストロンチウム法(読み)ルビジウム・ストロンチウムほう(英語表記)rubidium-strontium method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ルビジウム・ストロンチウム法
ルビジウム・ストロンチウムほう
rubidium-strontium method

Rb-Sr法ともいう。ルビジウム 87の放射崩壊を利用して岩石絶対年代を決める方法一つ。ルビジウム 87は半減期 4.88×1010 年で放射崩壊してストロンチウム 87になる。 87Sr/86Sr とルビジウムの量を測定することによって岩石・鉱物の生成した年代を求めることができる。年代が 107 年より古いものへ適用できる。

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百科事典マイペディア の解説

ルビジウム・ストロンチウム法【ルビジウムストロンチウムほう】

ルビジウムの放射性同位体ルビジウム87とその壊変生成物ストロンチウム87を利用する年代測定法。岩石や鉱物の生成時の年代測定に用いられ,107年より古い岩石に適用。

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