人工癌(読み)じんこうがん

百科事典マイペディア 「人工癌」の意味・わかりやすい解説

人工癌【じんこうがん】

実験動物に人工的につくった癌。山極勝三郎ウサギの耳に形成したタール人工皮膚癌は有名。現在では各種発癌物質投与放射線照射や,癌ウイルスを感染させるなどして形成する。癌の発生機序や制癌薬研究に有用。
→関連項目タール癌

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android