信心銘(読み)しんじんめい

精選版 日本国語大辞典 「信心銘」の意味・読み・例文・類語

しんじんめい【信心銘】

一巻。四言一四六句の詩。中国禅宗の第三祖鑑智僧璨(そうさん)が「信心不二」に真実のあり方をとらえ、取捨憎愛の心を離れたとき、究極世界が実現されることを説いたもので、禅宗で愛誦される。冒頭の「至道無難、唯嫌揀択」の二句有名

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「信心銘」の意味・わかりやすい解説

信心銘
しんじんめい
Xin-xin-ming

中国,隋の禅宗第3祖鑑智禅師僧さんの著。1巻。禅林でしばしば諷誦される4言 146句の詩。信心不二の境涯を簡明に詠嘆したもの。

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